レーザー溶接
レーザー溶接で歪みを抑えたSUSシューターの薄板ステンレス加工

当社は50年以上にわたり、埼玉県川口市の自社工場でステンレスの精密加工に取り組んでまいりました。本事例は、板厚1.5mmの薄板ステンレスを用いたSUSシューターのレーザー溶接です。薄板特有の歪みを抑えながら、レーザー切断・曲げ・溶接を組み合わせ、高精度で安定した品質を実現しています。当社の技術については技術情報のページもご覧ください。
SUSシューターの製品概要と1.5mm薄板ステンレスの特徴
SUSシューターは、部品や製品を搬送・投入するためのステンレス製の部材です。本事例では板厚1.5mmのステンレス鋼を使用し、軽量でありながら強度に優れた設計としています。高い耐久性と耐食性を保持するため、過酷な環境下での長期使用にも対応できます。対応素材の詳細は対応素材のページをご参照ください。
レーザー溶接で薄板ステンレスの歪みを抑える強み
薄板ステンレスの溶接では、入熱による歪みの発生が最大の課題となります。当社のレーザー溶接は熱影響範囲を局所に抑えられるため、1.5mm厚の薄板でも歪みを最小限に抑えた高品質な接合が可能です。レーザー溶接条件を製品形状ごとに最適化することで、精度を維持しながら美しい溶接ビードを実現します。設備の詳細は設備紹介でご確認いただけます。
加工工程①:CO2・YAGレーザーによる切断と曲げ
まずCO2レーザー加工機で高速・高精度に板材を切断し、複雑形状の部位はYAGレーザー加工機で精密に加工します。続いて高精度プレスブレーキ(ベンダー)で正確な曲げを行い、図面どおりの寸法精度を確保します。各工程で品質を確認しながら次工程へ進めることで、薄板でも安定した精度を維持します。
加工工程②:歪みを抑えたレーザー溶接と品質管理
切断・曲げを経た部材を、レーザー溶接機で歪みを抑えながら接合します。溶接条件の最適化により生産効率を高めつつ、不良率の低減を実現しました。品質管理と改善活動を継続的に積み重ねることで、安定した供給体制を構築しています。SUS(ステンレス)特有の耐食性能を損なわない溶接が、製品の信頼性を支えます。

設計から仕上げまで社内一貫で対応
当社では、レーザー切断・曲げ・溶接・仕上げまでの全工程を自社工場で社内一貫して対応しています。工程を外注に分散させないため、薄板ステンレスの歪み管理や精度のすり合わせを一貫した品質基準で行えることが大きな強みです。当社の体制については当社の強みをご覧ください。
関連する製作事例・対応業界
本事例で製作したSUSシューターは、食品加工ライン(衛生基準への適合)、自動車部品製造ライン、電子機器組立、化学工業、製薬業界など幅広い分野で活用されています。とくに食品機械向けの納入実績が豊富です。関連する製作事例もあわせてご覧ください。
- SUSシューター | 食品・化学工場向けステンレス部品のCO2・YAGレーザー加工
- SUS製缶品・箱形状のステンレス レーザー溶接 | 小ロットから量産まで対応
- SUSステンレス箱の薄板製缶溶接 | カスタム仕様と小ロット製作に対応
よくあるご質問
Q. 薄板ステンレスのレーザー溶接で歪みは抑えられますか?
A. はい。レーザー溶接は熱影響範囲を局所に抑えられるため、1.5mm厚のような薄板ステンレスでも歪みを最小限に抑えた接合が可能です。製品形状ごとに溶接条件を最適化して対応します。
Q. 小ロットや単品の製作も依頼できますか?
A. はい。試作から量産まで幅広く対応しており、小ロットや単品加工のご依頼にも柔軟に対応いたします。
Q. どのような板厚や形状に対応していますか?
A. 本事例は板厚1.5mmの薄板ステンレスですが、CO2・YAGレーザーやプレスブレーキを組み合わせ、複雑形状を含む多様な仕様に対応できます。詳細はお問い合わせください。
Q. どの業界向けの実績がありますか?
A. 食品機械・自動車部品・電子機器・化学工業・製薬業界など幅広い分野への納入実績があります。衛生基準や耐食性が求められる用途にも対応可能です。
SUSシューターのレーザー溶接のご相談は巴製作所へ
薄板ステンレスの歪みを抑えたレーザー溶接や、SUSシューターの製作は巴製作所にお任せください。会社の詳細は会社概要をご覧いただけます。試作・小ロットから量産まで、まずはお気軽にお問い合わせください。
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