2025.09.29

SUSのTIG溶接|厚板ステンレスフレームを産業機械向けに製作

SUSのTIG溶接|厚板ステンレスフレームを産業機械向けに製作

当社は1973年の創業以来、50年以上にわたりステンレスの精密加工に取り組んでまいりました。本事例は、SUSのTIG溶接によって6mm厚の厚板ステンレスフレームを高精度に接合した、産業機械向けの製作実績です。熱による歪みや寸法の乱れが起こりやすい厚板でも、安定した溶接品質でご提供しています。

SUS t6.0厚板ステンレスフレームの製品概要

本製品はSUS t6.0の厚板ステンレスを用いた、産業機械のフレーム・構造部品です。6mm厚という板厚は強度や耐久性に優れる一方で、溶接時の入熱が大きく歪みが発生しやすい素材でもあります。当社では用途に応じた条件設定により、強度と精度を両立させた仕上がりを実現しています。

SUSのTIG溶接で歪みを抑える当社の強み

SUSのTIG溶接における最大の課題は、熱による歪みと寸法精度の確保です。当社は温度管理と入熱制御を徹底し、均一で美しい溶接ビードを形成します。耐食性に優れたステンレスの特性を損なわず、産業機械に求められる高強度・高耐久な接合品質を安定して提供できる点が当社の強みです。

加工工程①レーザー切断と曲げによる板取り

まずSUS t6.0の厚板ステンレスをレーザー切断で精密に板取りし、必要に応じてベンダー(プレスブレーキ)で曲げ加工を行います。後工程の溶接精度を左右する重要な準備工程として、寸法のばらつきを抑えた高精度な加工を徹底しています。

加工工程②ダイヘン製TIG溶接機による精密接合

仕上げにダイヘン製のTIG溶接機を使用し、厚板ステンレスフレームを精密に接合します。入熱制御によって歪みを最小限に抑えながら、強度と耐久性を兼ね備えた溶接ビードを形成。産業機械に最適な高品質の仕上がりへと仕上げます。

SUSのTIG溶接の加工フロー図
加工工程の流れ

設計から仕上げまで社内一貫で対応

当社は埼玉県川口市の自社工場で、レーザー切断・曲げ・溶接・研磨までを社内一貫で行う体制を整えています。工程間の引き継ぎロスがないため、厚板ステンレスフレームでも高い寸法精度と短納期を両立できます。詳しくは当社の強み技術情報設備紹介対応素材のページをご覧ください。

関連する製作事例・対応業界

SUSのTIG溶接は産業機械をはじめ、石油化学プラントや発電所のタービン関連部材、装置部品など幅広い業界向けの製作・納入に対応しています。産業機械向けの部品製造で培ったノウハウを活かし、試作から小ロット、量産まで柔軟に承ります。あわせて以下の関連事例もご覧ください。

よくあるご質問

Q. 厚板ステンレスフレームのTIG溶接で歪みは抑えられますか?

A. はい。温度管理と入熱制御を徹底することで、SUS t6.0の厚板でも歪みを抑えた安定した溶接品質を実現しています。

Q. どのくらいの板厚のSUSに対応できますか?

A. 本事例ではSUS t6.0(6mm厚)の厚板ステンレスに対応しています。板厚や形状の詳細はお問い合わせください。

Q. 産業機械向け以外の用途にも対応できますか?

A. 石油化学プラント装置部品や発電所のタービン関連部材など、高い信頼性が求められる用途にも対応可能です。

Q. 試作や小ロットでも依頼できますか?

A. はい。試作から小ロット、量産まで柔軟に対応し、用途やご要望に応じたカスタム製品の製作も承ります。

SUSのTIG溶接のご相談は巴製作所へ

厚板ステンレスフレームやSUSのTIG溶接に関するご相談は、川口の自社工場で社内一貫生産を行う巴製作所へお任せください。会社の詳細は会社概要をご覧いただき、お見積りやご依頼はお問い合わせよりお気軽にご連絡ください。

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