ハステロイのCO2・YAGレーザー切断 | 難削材も精密に加工

レーザー切断は高精度と効率性を兼ね備えた金属加工技術として広く活用されています。特にハステロイのような難削材では、加工精度の維持や歪みの抑制が課題となります。当社ではCO2レーザーとYAGレーザーを駆使し、板厚12mmのハステロイでも精密かつ安定した切断を実現しています。
◇レーザー切断とは?
レーザー切断は、高エネルギーのレーザー光を金属に照射し、溶融・気化させて切断する加工技術です。ハステロイのように耐食性に優れた合金でも、熱影響を最小限に抑えながら美しい切断面を得ることができます。
◇製品詳細
– 材質:ハステロイ(t12.0)
– 加工方法:CO2レーザー、YAGレーザー
– 最大加工サイズ:1000mm×1000mm(YAG)、1200mm×2400mm(CO2)
– 切断精度:微細加工対応
◇特徴
– 難削材ハステロイの厚板加工に対応
– CO2レーザーで大判サイズを精密切断
– YAGレーザーによる微細加工や複雑形状に対応
– 鉄・ステンレス・ハステロイなど幅広い金属に対応可能
– レーザーとボール盤を組み合わせた高品質な穴あけ
◇使用例
– 化学プラント向けの耐食部品
– 船舶・海洋設備の特殊構造材
– 高温環境下で使用される機器部品
– 半導体製造装置の精密部品
◇加工方法
CO2レーザーとYAGレーザーを板厚や用途に応じて使い分けています。厚板にはCO2レーザー、微細加工にはYAGレーザーを使用し、最適な条件で加工を実施。熱影響を抑え、難削材でも歪みの少ない高品質な仕上がりを実現しています。
◇まとめ
ハステロイは耐食性と耐熱性に優れた難削材ですが、当社のレーザー切断技術により精密加工が可能です。CO2レーザーとYAGレーザーを駆使し、厚板から微細加工まで幅広く対応いたします。特殊合金の加工でお困りの際は、ぜひご相談ください。