SUS304ステンレス箱体のレーザー溶接|天板の歪みを抑えた精密板金加工
SUS304ステンレスを使用した箱体のレーザー溶接事例をご紹介します。
加工の概要
| 素材 | SUS304(板厚 2.0t + 1.0t) |
|---|---|
| 製品サイズ | L600 × W180 × H200 mm |
| 加工内容 | レーザー溶接 + 研磨仕上げ |
| ロット | 1個 |
| 納期 | 10日 |
加工のポイント
本製品は、2.0tの板材で箱体を構成し、1.0tの天板を溶接で接合する構造です。天板に複数の角穴が設けられており、溶接による入熱で天板が歪まないよう、溶接順序と入熱量のコントロールに細心の注意を払いました。
レーザー溶接は、一般的なTIG溶接に比べて熱影響範囲が小さいため、薄板の歪みを抑えやすい工法です。それでも、箱体のような閉じた構造では熱が逃げにくく、溶接の進め方ひとつで仕上がりが大きく変わります。今回は溶接箇所を分散させながら少しずつ進めることで、歪みを最小限に抑えました。
仕上げへのこだわり
ステンレスの溶接では、接合部に酸化による焼け色がどうしても発生します。本製品では外観品質も求められたため、溶接部の焼けを丁寧に研磨し、素材本来の光沢に近づけました。
単品・試作にも対応
1個からのステンレス箱体製作にも対応しています。「歪みを出したくない」「外観をきれいに仕上げたい」など、精密な板金溶接のご要望がありましたら、お気軽にお問い合わせください。